玄関と廊下の、床と玉砂利
廊下には、前回同様長野の古い旅館で使われていた床板を置き、その周囲を玉砂利と桐の床板で飾りました。
部屋の床を貼るときは、部屋のサイズに合わせて貼る必要があり、ちょうど良い長さの板を探すのが大変ですが(サイズに合わせてカットすればその作業はいらない)廊下は隙間に玉砂利を入れるのでデザインのみ。楽しかった。
一部のみ白いオニキスの玉砂利を入れたりして、我ながら可愛い廊下になったと思う。
(自己満足でいいんです)
床板を使って自作した棚
余った床板の収納場所がなかったのと、陶器を飾る場所が欲しかったのと、リビングと治療室との境の引き戸がただ白いだけで景色としてつまらないので、前回に引き続き今回も棚を自作しました。
側面は以前治療室で使っていたフック付きの板の余り。それと20枚の床板を使用して作りました。今後この棚をばらして床板に戻すことも可能なように、板の表には穴を開けず、側面を木ネジで留めています。
上下と中央、患者さんの位置から棚板の裏も見える部分は、背中合わせに2枚の床板を貼り合わせて使い、それ以外の棚板と背面は1枚使いです。
背面も棚板も規則性がなくランダムに板を入れ、陶器が危なくないように、でも背面に貼ったコンクリート打ちっ放し壁紙が所々見えるように、またあえて汚れや傷のある板を使うことで、表情も楽しめるよう考慮して作りました。
側面から木ネジで留めるというかなりアバウトな作りですが、なかなか良い感じに仕上がっているような気がします。(自己満足上等!)
この棚は厚みが薄く背が高いので(高さは180センチ、厚みは14センチくらい)私は上に突っ張り棒を入れて安定を図ろうとしたのですが、壁紙貼りや本棚の組み立てを手伝ってくれた高校の友人達から大ブーイングが。
ぱっと見こだわりのありそうな内装の部屋ですが、私は物事にこだわらないというか、もうちょっとこだわろうよという性格なので、耐震ならば突っ張り棒で良いんじゃね? 的な発想でしたが、友人達は、突っ張り棒なんて現実的な物はここでは見たくないというのです。
まあ、試したところ突っ張り棒では全く安定しないので他の方法で留めましたが、子育て中の友人達からすれば、ここは非日常空間なんですよね。
患者さんにとっても同様らしく、ここに来ると落ち着くと皆さん言ってくださいます。
つづく
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