最近、「自分で貼れる壁紙」「貼って剥がせる壁紙」が売られているのを知っていますか? 賃貸でも大丈夫。
出るときには綺麗に剥がせますという広告やサイトの解説を見て、私も貼ってみることにしました。
プロに頼まず、自分で壁紙を貼る方法はいくつかあって、一番簡単そうなのがホチキスを使って貼る方法。
ホチキスの針は細いので、貼っている間も、剥がした後も目立たないから大丈夫とのこと。
20センチ間隔ぐらいで壁紙をホチキスで留めていくのですが…。
最初はこれでいこうかと思っていたのですが、ネットの書き込みなどを見ていると、貼ったときは一見綺麗に貼れるけど、時間が経つと湿度の関係などでたるみが出てしまうらしい。
日本は温度や湿度の変化が激しいですからね。
押し入れの中でこれを試しましたが上手くいかなかったこともあり、この方法は却下しました。
次はメンディングと両面テープを使う方法。
まず壁にメンディングテープを貼り、その上に両面テープで壁紙を貼るというものです。 こちらも試したところ、綺麗に貼るのは難しく、やはり却下。
結局、「貼って剥がせる」とのうたい文句で売られている、粘着力が弱い専用の糊を使うことにしました。
数年後、本当に綺麗に剥がせるのかどうか怪しいですが、だめなら敷金を取られるのも仕方ないと開き直り決行。
壁紙屋さんのサイトでは女性一人でも貼れますよという感じで紹介されていたのですが…。
貼ってみた感想は、「うそつきー。一人で貼るなんて絶対無理だし!」です。
壁紙屋さんお勧めの輸入壁紙ではなく、国産の壁紙を貼った事もあるのだとは思いますが、国産壁紙は横が90センチ以上、壁の高さに合わせて切ると、長さは2メートル以上になります。
糊を塗った状態で、他にくっつかないように、皺にならないように持ち上げるのはけっこう大変です。
糊を塗った後、少し置いてから貼るので、紙がふやけて柔らかくなっているため下手に持つとちぎれる危険もあります。
まあ、ちぎれてもそのまま貼りましたけどね。
水平を保つために、事前にガイドのテープを貼るのですが、貼る人は台に乗って壁紙を持ち上げているので、離れたところから見る人がやっぱり欲しいし、曲がっているのを直すため、貼り付いたのを再度剥がして修正するのも一人では難しいと思われます。
私の場合は6名でわいわいやっていたので何とかなりましたが、ちょっとしたハプニングもあり、もし一人で貼っていたら、かなり凹んでいたかも知れません。
余程慣れている、あるいは体力と要領の良さに自信がある人以外は、二人以上、出来れば三人以上で貼ることをお薦めします。
でも、出来上がりには満足。
壁は細かい木目調と柱はコンクリート調。良い感じです。
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